2018年03月02日

2017年度 栗原南部商工会青年部 視察研修in福島 パート1

こんにちは。
常務の佐藤です。




2月17日(土)、18日(日)に栗原南部商工会青年部の視察研修として、福島県に行って来ました。
今日は、そのレポート(パート1)をアップします。




今回の視察の主な目的は、『福島第一原発20km圏内ツアー』で復興状況を見てくること、現地のガイドさんの生の声を聞いてくること、場合によっては実際に見てくることで衝撃を受け、栗原で頑張る為の活力やエネルギー、危機感になればと考え、福島に行って来ました。

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(今回は全て車で移動しました。)




『福島第一原発20km圏内ツアー』は相馬市にあるNPO法人 野馬土からガイドさんが車に同乗し、高速で近くまで行くというものでした。

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(NPO法人 野馬土がある施設。事務所やカフェ、物産館、農業組合?などが併設されており、木の外壁の雰囲気は建築にも参考になりました。)




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(高速出口。原発の被害にあわれた方は、もう数年、一部区間高速無料とのことでした。)



 
まず、高速を降りて、目に飛び込んできたのは、メインの道路から枝道、民家の入口に入れないように設置されているバリケードでした。テレビで見たことがある光景ではありましたが、自分の家に入れない方がいると思うと悲しく見えてきました。
その後、浪江町か南相馬市の中心と思われる場所を通りました。震災から7年経過しましたが、まだまだキレイな建物が並んでいて、車は通っているのに、住んでいる人はほとんどいない、外を歩く人は全くいない、という異様とも映る光景でした。

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街中を抜け、しばらく車を走らせると、今度は津波の被害があった地区に着きました。
原発から、わずか数kmなのですが、風向きなどの為、線量が高くない地域とのことでした。それでも、除染が終わらなければ、復興に向けた工事が出来ないので、他県に比べて数年は復興に向けた動きが遅れているとのことでした。

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(福島第一原発まで、確か4kmくらいの地点。線量はそれほど高くないそうです。)




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(ほとんどの建物が流されていましたが、津波被害の建物。)




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(太陽光発電から得られるお金を上手く利用して、復興に向けて動いている印象を受けました。)




津波被害のあった地域から帰りながら、南相馬市の『小高で始める小さなカフェ、小高を結ぶ小さな取り組み』といった意味合いが込められているオムスビというカフェに行って来ました。
震災後、数万人いた人口が数百人になってしまい、どうにもならない状況の中、それでも状況をよくしていこうと、そのカフェでは若者が中心になって集まり、話し合い、動いているとのことでした。




そして、車中で聞いたガイドさん自身のお話でも大きい刺激を受けました。
もともとガイドさんは震災前、大きく農業をしていましたが、津波や原発の影響で出来なくなってしまい、「もう一度、農業をするために」という思いで、役所や東電と様々な折衝などをしながら、復興に向けた取り組みをしており、逞しさや凄さを感じました。
ガイドさんのように、制度などを上手く利用し、役所などとの折衝も出来るバイタリティーのある人が栗原にもいたらと思うとともに、私たちも活動の仕方が違うにしても、真剣に頑張らないといけないなと感じました。
また、栗原を豊かにしていくことで、福島を含めた他の被災地に間接的でもいいので、何か出来るのではないか、工務店として、なるべくエネルギーを使わない省エネ住宅やセロエネルギー住宅(ZEH)を今まで以上に提案していく必要があると感じました




それ以外の視察や観光に関しては、百尺観音、伝承鎮魂祈念館、いわき市の温泉、いわきマリンタワー、アクアマリンふくしま、いわき・ら・ら・ミュウ、あぶくま洞などに行ってきました。
長くなったので、そちらは写真を中心にパート2として投稿します。



 
今回の視察研修は、いつも以上に視察色が強く、参加者にとっても充実した内容となったようで、また数年後にどう変わったのか見に行きたいという声もあり、私も同意見でした。
視察にしても、観光にしても、ホントはもっと感じたことや伝えたいことがあるのですが、なかなか上手くまとめきれず、今回はこういった記事とさせて頂きます。




posted by 常務 at 11:57| Comment(0) | 地域の活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする